協調性がない人の共通点

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マイナビウーマン
2019/10/09 11:10

あなたは「協調性がない」と言われたことはありますか?

「協調性がない」ときくとネガティブに受け止められがちですが、この性格は短所なのでしょうか。

今回はこの協調性がない性格について深堀りしてみたいと思います。

■「協調性がない」とは

それではまず「協調性がない」というのはどういう意味なのか、またそうした人に共通する特徴を見ていきましょう。

◇どういう意味? 協調性がないとは

協調性とは、複数の人間がお互いの立場を尊重して助け合ったり互いを高めたりして物事を遂行する素質のことをいいます。したがって「協調性がない」とは、そうした素質がないことを意味します。

◇協調性がない人の特徴

物事には二面性があるものがほとんどで、それは性格にもあてはまります。ここからは協調性がない人の特徴を挙げ、それぞれの長所と短所を解説していきます。

☆(1)個人主義

個人主義とは「人は人、自分は自分」という価値観が強い人のことです。

長所:本人は自分の感情や意志のおもむくままに生きているためストレスが少ないです。また、他人に興味がないため人の悪口を言いませんし、お節介行為もありません。

短所:物事を独断で進めてしまってまわりを困惑させたり、困っている人を助けなかったりする場合があります。個人主義の人を統率する側の人間は管理しづらいです。

☆(2)頑固

長所:自分がこうだと思ったことを愚直につき進めていくため、物事の完成度が高いです。

短所:グループワークにおいては多少意にそぐわなくても折れたり妥協することも必要ですが、それができないために周囲の人にとって「手を焼く人」と見られがちです。

☆(3)単独行動が得意

長所:同じ場所に行っても個々に見たいものや体験したいことが異なるのはよくあります。そうした際に気を遣わずに互いが経験したいことに集中できます。

短所:相手の協調性のなさを十分理解した者であれば問題ありませんが、そうでない場合はまわりが協調性のない人に合わせることになり、振り回されてしまう確率が高いです。

☆(4)完璧主義の傾向

長所:完璧を求めるエネルギーが高いのでクオリティの高いものができます。そのため責任の所在が明らかな仕事などでは非常に高い評価をされることが多いです。

短所:人にはそれぞれ事情がありすべてのエネルギーを対象物に注げない場合もあります。しかしそうした事情を理解することよりも完璧性を重視してしまうため、ともにやり遂げる人を疲弊させてしまいます。

☆(5)個性的な外見

長所:カリスマ性を発揮します。

短所:性格も変わっているのではないかという偏見を与えてしまいがち。そのため「近寄り難い」という印象を持たれてしまいがちです。

◇協調性がない原因

元々内向的な性格の人は協調性が低くなりやすいです。

その他、過去に協調性を重視しすぎて自分の自由がなくなりつらかった、といったネガティブな経験がトラウマになっている場合や、本来は協調性はあるが現在の環境では帰属意識が持てない、といった一過性の場合があります。

■協調性がない人に向いている仕事

協調性がない人の特徴には短所と長所の両面があることがおわかりいただけたと思います。

ということは、長所を活かして仕事や職業に結びつけられれば経済力や他者からの評価につながる可能性が高いということ。

ここからは協調性がない人に向いている仕事をご紹介します。

◇協調性がない人に向いている仕事や職業

☆芸術家(作家、画家、漫画家、クリエイターなど)

誰もやったことがないことや思いつかないアイディアなど「オンリーワン」が求められる芸術家は協調性のない人のほうがむしろ適している職業といえます。

最近はツイッターに投稿したりYouTubeでの動画配信をしたり、個人で簡単に作品を発表できる環境も整ってきています。

☆技術職(プログラマー、ライターなど)

ひとりで取り組み完成したものを納品する「業務請負」という形が多いため、組織のような協調性はあまり必要としません。

☆士業(弁護士、司法書士、行政書士など)

案件によっては複数での業務もありますが、比較的対クライアントだけで完結できる業務が多いです。

☆販売営業

まわりはライバルだけど同僚でもあるし……などと協調性を考えてしまうタイプには向きません。自分以外はライバル! くらいに割り切って考えられ、かつ勝気なタイプに特に向いています。

☆オーナー業(飲食、不動産、投資など)

飲食店をひとりで切り盛りするオーナーや不動産オーナー、投資業も他人と協力する作業が少ないです。ネットの台頭で投資も個人でやりやすい時代になりました。ただその代わり、大きな決断と責任をすべてひとりで背負うという覚悟も必要です。

■協調性を高める方法

協調性がない性格を活かせる職業もあることがおわかりいただけたと思います。とはいってもすぐにそれらの職に就くことは難しい場合も多いでしょう。

社会人として最低限の協調性は身につけたいものですよね。

ここからは、協調性を高めるポイントを3つお伝えしたいと思います。

◇一度受け止めてみる

自分の意にそぐわなくても一旦受け止めてみることを意識してみてください。

反発したいと思った場面でも「なるほど、ご意見はわかりました」と言ってみてください。言葉に出してみると意外と心もついてくるものです。

◇相手の立場に立ってみる

これは映像作品を使っての練習をおすすめします。映画やドラマをぼんやりと見るのではなく、主人公の立場になったりまわりの脇役の立場になったつもりになって何度も見てみてください。相手の立場に立つ、という感覚がつかめてきます。

◇討論を俯瞰で見る

テレビの討論番組や公開討論会などを俯瞰で見ることをしてみましょう。

そうした場所で発言する人、聴く人の表情や場の雰囲気などをよく観察するのです。すると自分の言動を振り返って学べることがあります。

日本は協調性を求めすぎ。個性をかけ合わせて強みにしよう!

和を尊ぶ文化が強い日本では「協調性がない」という性格だけを切り取ると短所に捉えられがちです。

しかし「協調性はないけど粘り強さはある」「協調性はないけど負けん気は強い」など、違う個性とかけ合わせることで強みになることも多いもの。

開き直るのではなく複数の個性とかけ合わせて自分の強みに変えていきましょう。

(小日向るり子)

※画像はイメージです

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